次世代IT運用管理システムの開発会議

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次世代IT運用管理システムの開発会議

投稿記事by 河口信夫 » 2009年8月19日(水) 09:44

ネットワーク機器やコンピューティング環境の高度化・低価格化が急速に進む近年、導入された多数の機器に対し、システム管理者の負担は増すばかりです。さらに、社会活動のネットワークや情報システムへの依存も高まりつつあるため、障害発生から対応までの迅速化が求められています。しかしながら、システム管理の人員や予算の増加は十分ではありません。システム管理・運用・監視を効率化するためには、自動化システムの導入が不可欠です。

運用管理の効率化を目的として、すでに、様々な有償ソフトウェアシステムやオープンソースソフトウェアシステムが存在しています。名古屋大学においても、これらの様々なソフトウェアの利用や検討を行ってきました。しかしながら、既存のソフトウェアシステムには、名古屋大学のような大規模なキャンパスネットワークを少人数で分散管理するためには、不十分な点があり、結果として、ACL管理やVLAN管理を目的に独自でソフトウェア開発を行うなどの活動を行ってきました。

一方、ネットワーク管理や情報基盤管理のコスト増大は、社会全体での共有問題であり、大学のためだけに開発していては、社会貢献としては不十分です。また、名古屋大学単独を目的として開発した場合、どうしても大学固有のシステムとなってしまい、開発コストをかけたにも関わらず、他の場所では利用できないなどの問題も生じてしまいます。また、ソフトウェアの継続的な機能向上・維持管理を行うための仕組みも重要です。

今年度、名古屋大学ではキャンパスネットワークの改修、および無線ネットワークの拡張を予定しています。この度、これに合わせ、次世代ネットワーク・情報基盤運用・管理・監視システムの設計・開発を行うことを決定いたしました。この開発では、今後数年間は名古屋大学が主なシステム開発費を負担し、その後、コンソーシアム等の形態によってソフトウェアの維持・管理を行うことを目指します。また、既存のソフトウェア資産を生かしつつ、オープンソースでの開発を行います。さらに、複数のベンダ機器の利用が重要と考えており、各ベンダ機器に対応したモジュール構成をとることを考えています。
以上の目的のため、情報ネットワーク管理・情報基盤に関わる多くの方々の知恵や経験を結集した次世代の管理システムの構築を行いたいと考えています。そこで、開発検討会議には、他大学や企業のネットワーク管理経験者、インテグレータを始め、各機器ベンダにご参画いただき、既存の管理システムや、各社向けの管理機能の検討、モジュール構成の実現手法等について、ご検討いただけると幸いです。会議そのものを可能な限りオープンにして、皆様の参画をお待ちしています。よろしくお願いします。
河口信夫
 
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登録日時: 2009年8月18日(火) 11:04

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