InternetConference2010 でのデモに合わせて、環境整備を行ないました。
インストール方法は2種類あります。
1. NGMS Virtualbox appliance を利用
Sourceforge.jp NGMS プロジェクト http://sourceforge.jp/projects/ngms
から、VirtualBox のアプライアンスがダウンロード可能です。これで
簡単に利用できます。
2. CentOS 5.5 にインストールする
簡単にインストールするためのスクリプトを作成しました。
http://ngms.info/CentOS5-install.sh : NGMS のインストール
http://ngms.info/CentOS5-nagios.sh : Nagios のインストール
http://ngms.info/CentOS5-cacti.sh : Cacti のインストール
これらをダウンロードし、上から順にroot 権限で実行すれば、NGMS, Nagios, Cacti がインストールできます。
NGMSの楽しみ方
root shell から "ngms" でNGMSのシェルが起動します。
NGMSは、普通のシェルのように見えますが、(行内編集、ヒストリ、補完も可能)
実は、すべて Java / Scala で記述されたソフトウェア上で動いています。
[root@ngmsdemo ~]# ngms
/$
NGMSでは、ユーザ権限も管理してますので、まずスーパユーザになります。
コマンドは su です。
/$ su
/#
これでファイルが変更可能になりました。
さて、NGMSでまず、行うべきは、デバイスの登録です。そのためには deviceinfo というファイルを
用意します。
#
# mkdir /devices/mydev
deviceinfo ファイルを作るには
/# createdeviceinfo /devices/mydev 192.168.0.1
としてください。これで、デバイスファイルができました。もちろんIP は利用しているデバイスのIP
とし、snmp community を public ro で enable しておいてください。
/# netwalker /devices/mydev
これで、deviceinfo から SNMP 情報を取得に行きます。うまくいったか確認してみましょう。
/# cat /devices/mydev/deviceinfo
いかがでしょう。
また、もし、デバイスが Cisco 関係なら
/# getcdpinfo /devices/mydev
などのコマンドで、情報取得が可能です。接続されている機器が必要ならば、
/# searchport /devices/mydev
で MAC/IP / port
が表示されます。ぜひ、気楽に質問してください。